菊丸と駒のやり取りがホッコリして大好きなマサムネです。
麒麟がくるの登場人物では、少し間の抜けた男「菊丸」
その行動も周りを油断させ、情報を得るためだとしたら…。
別の記事で菊丸の正体について考察し、菊丸は「服部半蔵」ではないか?そう予想しました。
服部半蔵と言えば、忍者ハットリくんを始めとした忍者をイメージしますよね?
でも服部半蔵って実は忍者では無いんです!
そこで意外と知ってる様で知らない服部半蔵について、どんな人なのかサクッと語っていきたいと思います。
麒麟がくる4話で菊丸の正体にピーンときたマサムネです。 菊丸(岡村隆史)は、鉄砲について知っていたり、尾張の土地にも詳しいなど農民としては博識です。 史実には居ない、麒麟がくるオリジナルの人物ですが、なにやら忍者っぽい雰[…]
服部半蔵ってどんな人なの?
服部半蔵がどんな人だったのか?サクッと語るとこんな感じになります。
・忍者じゃない
コレだけ見ると、知らない人は驚くんじゃないでしょうか。
マサムネも以前は服部半蔵といえば忍者。
しかも一人の人物だと思っていたので、知った時にはビックリしました。
では、どんな人かを詳しく見ていきましょう。
服部半蔵は沢山いる?
影分身の術で増えているワケではありません。
服部半蔵とは個人の名前ではなく、服部家の頭領が引き継ぐ名前なんです。
なので服部半蔵は、代々受け継がれて少なくとも12人は存在してます。
歌舞伎役者や落語家が襲名して、名前を引き継ぎますよね?
服部半蔵もあの襲名と似たシステムだと思って頂ければと。
そんな訳で、服部半蔵は沢山居るんです。
服部半蔵は忍者じゃない?
服部半蔵は忍者、そう思っていた時期が私にもありました。
でも服部半蔵は武士だったんです。
唯一、初代の服部半蔵だけは忍者だったと言われていますが、二代目以降は武士です。
マンガやゲームに出てくる服部半蔵は、徳川家康に仕えている場合が多いです。
なので実際に徳川家康に仕えた二代目「服部半蔵」の、服部正成がモデルになっているのかと。
そこに初代の忍者設定を加えて、色々な作品の服部半蔵が出来たんでしょうね。
ちなみに二代目の服部半蔵である正成は、徳川家康に仕えていたので、武士としての記録がシッカリと残っています。
菊丸は何代目の服部半蔵なの?
服部半蔵を語るとしたら、菊丸が何代目なのかで話が変わってきます。
別の記事でマサムネは、菊丸が2代目の服部半蔵(正成)だと予想しました。
というコトでココからは服部半蔵=服部正成として、どんな人かを語っていきたいと思います。
麒麟がくる4話で菊丸の正体にピーンときたマサムネです。 菊丸(岡村隆史)は、鉄砲について知っていたり、尾張の土地にも詳しいなど農民としては博識です。 史実には居ない、麒麟がくるオリジナルの人物ですが、なにやら忍者っぽい雰[…]
服部正成ってどんな人?
出典:wiki
菊丸だと予想している2代目の服部半蔵(正成)はこんな人です。
・鬼とよばれる
・心優しい忠義の人
・忍者を束ねる
・病気で亡くなる
では詳しく見てきましょう。
徳川家康に仕える
服部正成の父である初代服部半蔵の保長が、松平清康(家康の祖父)に仕えたのが始まり。
その縁で正成は徳川家康に仕えたそうな。
しかも16歳で大手柄を立てて、家康から杯と槍を貰っています。
子供の頃からムキムキマッチョだったとも言われてるヨ。
鬼とよばれる
服部正成は槍が得意で、戦場でも数々の武功を立てています。
有名な姉川の戦いや、三方ヶ原の戦いで一番槍(最初に手柄を立てた人)にもなってます。
その活躍ぶりを見た徳川家康から「鬼半蔵」と称されたそうな。
もし菊丸が槍を上手に使うシーンが出てきたら、服部半蔵の可能性が高くなりますね。
そう考えると忍者というより武士ダヨね。
心優しい忠義の人
徳川家康の長男が、織田信長の命令で切腹させられた事件があります。
その時に服部正成が介錯(首を斬る)を担当したんだけど「恩義の有る徳川家の跡取りを斬るコトは出来ません」と言って涙を流したそうな。
それを見た家康は「さすがの鬼も主君の子は討てないか」と、服部正成を今まで以上に評価したんです。(三河物語より)
忍者を束ねる
本能寺の変に巻き込まれた徳川家康が、伊賀を越えて国に帰った「伊賀越え」と呼ばれる事件がありました。
その時に安全に帰れるように服部正成が、伊賀と甲賀の人たちに協力してもらったそうな。
無事に国に帰れた徳川家康は、協力してくれた伊賀と甲賀の人を雇う事にします。
家康は雇った伊賀と甲賀の人たちを、服部正成の配下としたのです。
この伊賀と甲賀の人たちが、忍者として活動していたと言われていて、服部正成は忍者の頭領というイメージが出来上がったのだとか。
服部貫蔵(ハットリカンゾウ)なんだぜ。
病気で亡くなる
服部正成は戦死した記録が無く、病死だと言われています。
そんな服部正成は亡くなる直前まで、徳川家康の嫡男「信康」を弔うためのお寺を建築中でした。
信康を介錯できなかった正成は、信長によって信康が切腹させられたことを相当悔やんでいたのでしょう。
最後に服部正成まとめ
服部正成は徳川家康に仕え、本能寺の変でも大活躍します。
そして鬼と呼ばれるほど強いのに、徳川家康の嫡男「信康」を介錯できずに涙する、優しさも持ち合わせた人物です。
麒麟がくるの菊丸も、織田信秀の城で出会った竹千代(徳川家康)や三河の国を大切に思っている節があります。
その上、十兵衛を織田信秀の刺客から助けた集団が、忍者の様な動きを見せていたシーンがありました。
この辺から菊丸の正体を予想すると、徳川家康に仕えた服部半蔵の正成ではないかとマサムネは考えています。
でも三淵藤英や細川藤孝も年齢と見た目のギャップから大丈夫なハズ!
まとめ
今回は菊丸の正体だと思われる、服部半蔵について語ってみました。
服部半蔵は代々頭領に引き継がれる名前で、複数存在しています。
その中でも菊丸と思われる服部半蔵は、2代目の正成ではないかと。
正成は徳川家康に仕え、忠義の人であり、忍者を束ねていました。
菊丸も徳川家と三河の国を大事に思っている節があり、忍者の集団ともかかわりがありそうです。
となると菊丸の正体が、服部正成ではないかとマサムネは考えています。
では今回の記事はこの辺で。
また別の記事でお会いしましょう!マサムネでした!