こんにちは、お城を愛してやまないマサムネです。
今回ご紹介する城は、長野県松本市にあります松本城です。
堀に石垣、そして天守と揃った、ザ・城といった作りの松本城。
その分かりやすい城感が多くの人のハートを捉えて止みません。
また100名城のひとつなので、スタンプ帳をお持ちの方はお忘れなく。
そんな松本城の魅力について、お伝えしていきます!
松本城の見どころ
天守を見よ!最古だったり国宝だったり
松本城は国宝に指定されているのをご存知ですか?
日本には国宝に指定された城が5つありますが、松本城はそのうちのひとつです。
(他には姫路城、彦根城、松江城、犬山城が国宝指定)
多くの城は戦災で焼けてしまいましたが、幸いにも松本城はこれを免れたのです。
そして戦後に文化財保護法ができた事で、松本城は国宝に指定されたのでした。
また現存している城の中で最古の天守(乾小天守)があるのも松本城です。
ここまででお分かり頂けたと思いますが、とーっても価値のあるお城なのです!
松本城の外観は、どの角度から見ても美しい、惚れ惚れするような白と黒のコントラストです。
この黒い部分は黒漆塗りをした板張りで、時の城主であった石川数正が今の形に改築したと言われています。
黒門も見方を変えれば面白い
門、それはどこの名所でもあるもの。
だがしかーし!お城の門はちょっと違う。見方を変えれば思わず、ほ~っと感心してしまいます。
松本城のメインとなる門は、黒門と言いまして二つの門から出来ています。
一つ目の門が櫓門、二つ目の門が高麗門と言い、それぞれの門が互い違いに立っているので、敵が攻めてきた際も直線的に突破できない作りになっています。
さすが城!門ひとつとっても戦を考慮した作りになっているんですね。
絶好の撮影ポイント!埋橋
松本城の写真で良く見る赤い橋(埋橋)は、素敵な景色で絶好の撮影ポイントとして欠かせません。
ですがこちらの橋、昔の絵図をもとに昭和の改修工事の時に作られたとの事でした。
松本城の城主
松本城の主な城主は、徳川家康から豊臣秀吉のもとに行った石川数正と長男の康長、そして小笠原氏、戸田(松平)氏、松平(越前)氏、堀田氏、水野氏と続きます。
んが、戦国時代を愛してやまないマサムネは松本城の前身と言われていた、深志城の城主について特に注目したい!
武田信玄(晴信のころ)と戦った小笠原長時(ながとき)が築城し、次に勝者となった武田家から馬場信春が入城、武田家が滅亡した時に織田長益(信長の弟)が受け取り、武田家から織田家へ寝返った木曾義昌へ、続いて徳川家の家臣となっていた、小笠原長時の息子である小笠原貞慶(さだよし)が念願かなって領地を回復して松本城としたのです。
こんなに時間をかけて頑張った小笠原貞慶は、徳川家から茨城県の古河にいけーって言われてしまい、最終的に今の松本城の形にしたのは、次に城主になった石川数正という流れです。
やはり武田家がガンガンいこうぜ!で攻め始めた頃を思うと、胸が熱くなります。(武田家好きなんです)
武田家がガンガンいこうぜ!で攻め始めた頃を思うと、胸が熱くなるぜ!(武田家好き)
松本城へのアクセス(駐車場など)
実際に城めぐりをして、松本城を体感しよう!
上信越自動車道:東部湯の丸IC→県道81号で松本城
長野自動車道:松本IC→国道158号で松本城
※混んでいる場合はお城の外周に沿ってコインパーキングが数か所あるのでそちらもどうぞ
※ゴールデンウィークや夏季期間(8月中旬頃)は8:00~18:00(最終入場は17:30)