一人で映画を見る時間が作れない代わりに思いがけない映画を見る事になったマサムネです。
昨日の夜、なぜか奥様が「SUNNY 強い気持ち・強い愛」というマサムネが普段チョイスする事の無い映画を借りてきました。
もともとは韓国の映画のリメイクだそうで、日本版は90年代のギャル達を描くストーリーになっています。
普段は晩ごはんの時に映画を流すことが無いのですが、どうしても見たいと奥様が言いだしたので、なんとなくマサムネも見てみる事に。
なんとなくで見始めた割には作中でかかる曲が当時流行った曲ばかりで、聞くたびに当時の思いが胸を掻き立てるのだから音楽の力って凄いなと改めて実感しました。
そんな感じでぼーっと見ていたのですが
田舎から転校してきた主人公(広瀬すず)が都会のギャルグループ「SUNNY」に入れてもらって高校デビューするありきたりな展開でした。
ですが楽しそうな彼女たちの描写が眩しく、まさにSUNNYだぜ!なんて思ったりしたのも束の間、楽しかった高校時代の思い出と大人になった「SUNNY」の彼女たちの現実を対比させて、なんでこんな人生になっちゃったんだろうねって、ムナシイ現実を叩きつけると言う悲しいストーリー展開に。
マサムネも似たような思いがあったせいか、いつのまにか映画に引き込まれていました。
そのうえ当時マサムネが良く行っていた渋谷の「Cisco」というCD&レコードショップが出てきて、楽しかったあの頃の気持ちが強く甦り、さらに切なさを炸裂させます。
ネタバレを避けるために詳しく内容は語りませんが
映画を見ていると端々で感じる「当時の根拠のない自信」からくる「何でもできる」という思いがとても眩しかったです。
「根拠のない自信」からくる「行動力」があるからこそ前に進めるのであって、リスクを考えすぎて動けなくなる人生は果たして楽しい人生なのか?それを考えさせてくれる良い映画でした。
マサムネも現状維持の保守的人間になってしまったので、明日からは無くしてしまった「根拠のない自信」を探しながら生きていこうと思います。。。
ちなみに30代後半くらいから40代前半の大きなお友達にはチョイチョイ響く場面があると思うのでおススメです。
ではまた別の記事でお会いしましょう。マサムネでした!