やっぱり天守のある城は派手で良いなと改めて感じたマサムネです。
今回は神奈川県小田原市にある小田原城を攻城してきました。
何度か小田原城には訪れているのですが、天守の改修が終わってからは行ってなかったので再訪です。
アクセスや駐車場は勿論の事、小田原城の城主やマサムネ独自の攻城ルートも押さえてきましたので合わせてご紹介していきます。
小田原城を攻城する!(観光や見どころ紹介)
学橋
ぱっと見はこの学橋が正規の入り口の様に見えますが、正規のルートは別になります。
お堀に掛かる赤い橋は写真映えするので観光としてはおススメです。
ただしこちらの橋は昭和になってから作られたもので学橋と言う名の通り、二の丸広場に学校が入っていた時期に作られたものになります。
馬出門
こちらが正規のルートになる馬出門で、敵軍となって小田原城を攻城するにはこのルートを通っていくのです。
マサムネが行った時にはちょうど漫画のセンゴクとのコラボが行われていました。
では早速ここっから進軍して行きましょう!
馬出門の中から撮影した写真です。
左手が馬出門になります。
馬出門を抜けた先には出入り口は無く、L字型に右手の門へ進軍していく事になります。
これは進行方向を曲げる事で敵軍の勢いを落とし、上方から攻撃する為にL字型の配置になっているのです!
マサムネは上方から撃たれない様に斜めダッシュで門から門へ走り抜けたのでした。シュタタタタ。
銅門(あかがねもん)
続いて見えてくるのは銅門(あたがねもん)です。
先ほどの馬出門は上記写真の右手になるので、今度はコの字型に進軍しなければならないのです!
ここでも勢いを落とされて敵に狙われることになります。
先ほどよりも距離が長く堀もあるので斜めダッシュでは届かない為、マサムネは馬の腹側にぶら下がって進むのでした。パカラパカラ。
ちなみに橋のところにある入り口は銅門ではなく、越えたところに見えている屋根が銅門です。
橋を越えた所で撮影した写真です。
左手に見えるのが先ほどの入り口になり、右手に見えているのが銅門になります。
ここでも今までと同じようにL字型の配置になっており、銅門の前は傾斜にもなっているので進軍速度は落ちてしまいます。
また塀の上や門からも攻撃しやすい配置になっているので大打撃は避けられません。
この門は枡形、内仕切門、櫓門を組み合わせた作りになっていて枡形門と呼ばれる形式です。
マサムネは馬を盾にしながら銅門を通過するのであった。パカラパカラ。
銅門を近くから撮影した写真です。
この様にしっかりとした作りになっていて、門の木材には銅があしらわれており銅門の由来を物語っています。
続いてはいかにこの銅門が堅牢かつ機能的な作りになっているのかを、実際に中に入ってご紹介していきましょう。
門の中からは下を通ろうとする敵に対して石を落として攻撃できる作りになっています。
天守にもこの石落としが備え付けられており、全国の城で見る事が出来ます。
門の中は広くなっておりここから攻めてくる敵を攻撃するのには十分な作りです。
この時にはまさかの小田原評定が開かれていました。
歴史見聞館
銅門を抜けると大きく開けているのですが天守に向かうには、ここから更に上り坂を越えていく必要があるのです。
チョット余談ですが途中には歴史見聞館という建物があり、ここでは風魔忍者のアトラクションで遊ぶことができます。
主に子供が楽しめる作りになっていて壁を登ったり、ハスの葉を踏み台にして池を渡ったりと忍者の様に移動していきます。
忍者屋敷ではちょっとしたカラクリがあったりと子供たちを飽きさせない作りになっています。
最後には巨大モニターを使って手裏剣を投げる動作をすると実際にモニター内の忍者に手裏剣を当てる事が出来るゲームもあり、これは大人でも楽しめました。
子供の対象年齢だいたい4歳くらいからかなと思います。
常盤門
歴史見聞館を抜けた所にある階段です。
これを登りきると右手には常盤門という堅牢な作りの門が現れます。
これを抜けると本丸に到着するのですが、マサムネはココを攻めるのが一番の難所だと考えます。
遮るものはないし、またL字に曲がっているので攻撃は受けてしますしと踏んだり蹴ったりです。
攻城するとしたら多勢で特攻して門をこじ開ける事になるので、甚大な被害が出てしまいますね。
これで天守までの道のりは終了となります。
小田原城を見て回る時にはマサムネの様に攻城を想像しながら見て行くと、天守だけでなく門や枡形など楽しむことができるのでおススメです!
ここまでの見どころをまとめておきますので、観光の際には参考にして頂ければと思います。
意外と観光地って何となく見て終わっちゃうパターンが多いからマサムネみたいなパターンも試してみて欲しいの。
小田原城の見どころ
学橋:堀に掛かる赤い橋は写真映え最高です!
馬出門:ここから出陣したりL字型になっていて敵を狙いやすい形状なのも見どころ
銅門(あかがねもん):守るための機能が沢山詰まっているので是非中に入ってみて欲しいです
歴史見聞館:風魔小太郎をモデルにした忍者体験館。子供は大喜びです。
常盤門:銅門の様な堅牢な作りで本丸を守る最後の関門です。とても攻めにくいので良く見てね。
小田原城の城主は誰?
築城者は大森氏と言われていますが、小田原城と言えば北条氏の居城として有名です。
北条家は小田原城を拠点として関東一円を治めており、豊臣秀吉との最後の戦(小田原征伐)もこの小田原城が舞台となっています。
最初にこの小田原城を拠点としたのは北条氏の初代、北条早雲(伊勢新九郎盛時)であり二代目氏綱、三代目氏康、四代目氏政、五代目氏直と続きます。
小田原城の城主は北条5代と覚えておいて頂ければ間違いありません。
小江戸の町にある寺社を良く見ると北条家の家紋が随所にみられるぜ。
北条家に興味が出てきたら川越城もチェック!
北条五代
北条早雲:相模(神奈川)を平定して北条氏の関東支配の礎を作った。
北条氏綱:武蔵(東京・埼玉)、駿河(静岡)、下総(千葉の一部)を関東支配を強めた。
北条氏康:河越合戦で関東管領の勢力を退けて、上野(群馬)まで勢力を伸ばした。
北条氏政:上杉謙信、武田信玄の侵攻を退けたが豊臣秀吉の小田原征伐で切腹。
北条氏直:北条家で領地を最大にするも氏政と共に豊臣秀吉と戦い敗北。高野山追放となる。
小田原城へのアクセス・おススメ駐車場
小田原城へのアクセス方法は車と電車があります。
住所 :〒250-0014 神奈川県小田原市城内6
車で行く 小田原厚木道路「荻窪IC」から約10分、西湘バイパス「小田原IC」から約5分、東名高速道路「大井松田IC」から約40分
電車で行く 小田原駅から徒歩10分
駐車場 小田原城の一般駐車場はありません。周辺の有料駐車場を利用します。
定休日 9:00~17:00 年末のみ休館
おススメの駐車場は学橋の真ん前にある「本町臨時駐車場」です。
お城へのアクセスが一番良く、マサムネが通った馬出門からの正規ルートに向かうのも便利です。
まとめ
今回はマサムネが実際に見てきたおススメルートでの小田原城を紹介してみました。
たまにマサムネが勝手に城を攻める遊びをしていますが、今回ご紹介した攻城ルートがその内容です。
皆さんも見どころをただなんとなく眺めるのではなく、こうやって実際の導線を考えながら見て行くとより楽しめると思います。
小田原城は子供も楽しめる施設として忍者体験の出来る歴史見聞館の他に、ミニ遊園地もあるのでご家族にもおススメです。
ではまた別の記事でお会いしましょう。マサムネでした!