映画クレヨンしんちゃんの雲黒斎の野望について戦国マニアが語るぜ!

雲黒斎の野望

昔のクレヨンしんちゃんは攻めの姿勢で好感が持てるマサムネです。

今回は映画クレヨンしんちゃん雲黒斎の野望について語っていきたいと思います。

コチラの映画は1995年公開と古い作品ですがクレヨンしんちゃんの映画の中で戦国時代をあつかった貴重な映画の一つです。

そんな雲黒斎の野望を戦国マニアの視点から語っていきたいと思います!

マサムネ
アッパレ!戦国大合戦の記事もあるぞ↓↓
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映画クレヨンしんちゃんの雲黒斎の野望ってどんな作品?

そんなに昔の作品ってイメージが無かったのですが1995年公開の作品です。

当時に生まれた子が20歳を超えていると思うと古い映画ですね。。。

作者の臼井儀人先生も健在な頃の作品で、色々と設定が違う漫画バージョンも書かれています。
(11巻にのってるよ)

 

ストーリーは野原一家の春日部ハウスの庭に、歴史を守るタイムパトロールが事故で埋まってしまうという超展開から始まります。

タイムパトロールの隊員であるリング・スノーストームが、埋まっている自分の代わりにシロの体を乗っ取り、戦国時代に問題が起きている事を野原一家に告げて、野原一家がトラブル解決のために戦国時代へタイムスリップします。

 

次のコーナーからはクレヨンしんちゃん雲黒斎の野望の舞台を、より深い戦国マニアの視点で語っていきたいと思います。

 

マサムネ
タイムパトロールっていうとドラえもんを連想しちまうな!

雲黒斎の野望の春日城は実在したのか?

野原一家のタイムスリップ先である戦国時代には、映画の主人公である春日吹雪丸の城として春日城が出てきます。

戦国マニアとしては城が出てきたら調べてみたくなるのが世の常。

まずはこの春日城が実在したのかを語っていきたいと思います。

 

しんのすけ達がタイムスリップした場所は、現代の春日部市と同じ位置でしたので春日城は春日部市付近にあった事になります。
調べた範囲では、現在の春日部市付近に「春日城」という名前の城が実在したことを示す資料は確認できませんでした。

 

一方、「春日城」という名前の城そのものは各地にあり、信濃(現在の長野県)にも春日城があります。

ただし、こちらは春日部市から遠く離れているため、映画に登場する春日城とは別の城と考えてよさそうです。

 

では、映画の春日城にはモデルがあったのでしょうか?

春日部市の資料によると、現在の粕壁地区にある浜川戸遺跡は、中世にこの地域を本拠とした春日部氏の居館跡と考えられています。春日部重行など、春日部姓の武将がこの地域に関わっていたことも確認できます。

 

ただし、浜川戸遺跡が映画『雲黒斎の野望』の春日城の公式モデルだったという資料までは確認できませんでした。

そのため、「春日部という土地」「春日部氏」「中世の居館」という共通点からモデルの候補として想像することはできますが、ここから先はマサムネの考察として楽しんでください。

 

映画の春日城と「春日部城」は同じ?

「春日部城」という言葉で検索すると、実在した城があるようにも見えますが、少なくとも今回確認した春日部市の資料では、映画と同じ「春日城」という名前の城が春日部市にあったとは確認できませんでした。

 

春日部市には中世の館跡と考えられている浜川戸遺跡がありますが、これは映画の春日城そのものが実在したという意味ではありません。

実在する春日部氏や中世の遺跡と、映画に登場する春日城は分けて考えるのがよさそうです。

 

マサムネ
春日部重行は春日部市の語源になった人物で、春日部重行公祭りなんてのもあるんだぜ!

 

雲黒斎の野望はアッパレ戦国大合戦と関連があった?

クレヨンしんちゃんの映画には戦国時代を描いたものが2本あって、雲黒斎の野望の他にアッパレ戦国大合戦という映画があります。

 

このアッパレ戦国大合戦にも城は出てくるのですが、こちらの城も雲黒斎の野望と同じ名前で春日城なのです。

以下の共通点からも二つの春日城は、時代が違うだけで同じ城なのではないかとマサムネは考えました!

 

1.どちらも春日城という名前

2.どちらも現代の春日部市の場所に存在

3.城主の苗字が春日

 

これらの事から二つの作品は関連があったと考えました。

 

となると気になるのは、それぞれの映画の時系列です。

そこでマサムネが独自の視点で時代の新旧を探っていきたいと思います。

 

西暦から割り出してみる

アッパレ戦国大合戦は時代がハッキリしていて、しんのすけの手紙から天正2年(西暦1574年)が舞台と分かっています。

ですが雲黒斎の野望では戦国時代とだけ言われていて、そこから年代を割り出すことができませんでした。

 

城の作りから割り出してみる

城の外観だけで作品の年代を正確に決めることはできませんが、戦国マニアとして二つの春日城を見比べると、かなり面白い違いがあります。

 

『雲黒斎の野望』の春日城は、石垣や天守風の建物を持つ城として描かれています。

一方、『アッパレ!戦国大合戦』の春日城は、地形を利用した土の城・山城に近い姿で描かれています。
 

史実の築城年代をそのまま当てはめることはできませんが、作品上のデザインだけを見ると、『雲黒斎の野望』の春日城の方が近世城郭に近い姿に見えます。

続いて、作品内の春日城を画像で見比べてみましょう。

 

画像で城の外観を比較してみる

まずは雲黒斎の野望の春日城です。

上の画像では建物がすべて焼け落ちてしまっていますが、しっかりと石垣が組まれている事が確認できます。

下の画像はしんのすけたちの活躍で復活した春日城ですが、白塗りの天守が描かれています。

 

 

続いてはアッパレ戦国大合戦の春日城です。

こちらの春日城は石垣も無く天守もない城で、地形を利用して作られた山城として描かれています。

ちなみに天守っぽい茶色の建物は配置から考えて、食料の保管や敵を確認するための櫓(やぐら)です。

 

こうして比較すると、『雲黒斎の野望』の春日城は石垣や天守風の建物が描かれ、『アッパレ!戦国大合戦』の春日城とはかなり違った城の姿になっています。

 

これだけで作中年代を確定することはできませんが、二つの作品で同じ「春日城」が違った発展段階の城として描かれている、と考えるとなかなか面白いですよね。

 

マサムネ
二つの春日城には共通点が多いけど、公式に同じ城と明言されているわけではないぞ!
そこを想像しながら比較するのが面白いところだな!
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タイムパトロールのリング・スノーストームは吹雪丸の子孫?

タイムパトロールのリング・スノーストーム。

この名前を日本語に置き換えてみると、

リング=丸、スノーストーム=吹雪

となり、「吹雪丸」をひっくり返したような名前になっています。

 

しかも映画の中でも、吹雪丸はリング・スノーストームに対して「他人とは思えない」という趣旨の言葉をかけています。

これだけでもかなり意味深ですよね。

 

そして後年、『雲黒斎の野望』の本郷みつる監督が参加したトークで、リング・スノーストームは吹雪丸の子孫で間違いないと監督本人が答えたことが記録されていました。

つまり、

吹雪丸 → その子孫であるリング・スノーストーム

という関係については、単なる考察ではなかったわけです。

 

ただし、『アッパレ!戦国大合戦』の春日廉から吹雪丸までが同じ血筋なのかについては、今回確認した資料では分かりませんでした。

もし二つの作品の春日家が同じ一族だと考えるなら、

春日廉 → 春日吹雪丸 → リング・スノーストーム

という壮大なつながりも想像できますが、廉姫から吹雪丸までの部分はマサムネの考察です。

 

マサムネ
調べてみると、子供向けの作品の割には設定もしっかりと作りこんでて驚きだぜ!
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雲黒斎や吹雪丸についてよくある疑問

雲黒斎は実在した人物?

雲黒斎という名前の戦国武将が実在したわけではなく、映画に登場する架空の人物です。

名前から実在の戦国武将を連想しますが、『雲黒斎の野望』では歴史上の人物そのものを描くというより、戦国時代を舞台にしたオリジナルの物語として楽しむ作品ですね。

春日吹雪丸はどんな人物?

春日吹雪丸は、野原一家がタイムスリップした戦国時代で出会う春日家の人物です。

この記事で見てきた通り、未来から来たリング・スノーストームとは深いつながりがあり、後年の本郷みつる監督の発言から、リングが吹雪丸の子孫であることも確認されています。

 

まとめ

今回は映画『クレヨンしんちゃん 雲黒斎の野望』を、戦国マニアの視点から見てみました。

 

特に面白かったのは、

・『アッパレ!戦国大合戦』にも春日城が登場すること
・二つの春日城は描かれ方がかなり違うこと
・リング・スノーストームが吹雪丸の子孫だったこと

です。

 

二つの映画の春日城が公式に同じ城と設定されているのかまでは確認できませんでしたが、同じ春日部を舞台に、春日家と春日城が登場するという共通点は非常に面白いところです。

史実と作品の設定、そしてマサムネなりの考察を分けて見ていくと、『雲黒斎の野望』は昔見た時とはまた違った楽しみ方ができる映画だと思います。

 

また雲黒斎の野望は昔ながらのお下品なクレヨンしんちゃんを感じさせる映画なので、最近のクレヨンしんちゃんのマイルドさに悲しみを覚えている方には是非おススメめします。

では別の記事でお会いしましょう。マサムネでした!

マサムネ
城の描写や吹雪丸とリングの関係をもう一度確認したい人は、映画を見直してみるのも面白いぞ!
現在はDVDだけでなくBlu-ray版も発売されているぜ!

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